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医療現場に“食”の新インフラを。高知県で初、『冷食サポートBOX ZERO』がスタート

  • 執筆者の写真: ZERO
    ZERO
  • 8月1日
  • 読了時間: 4分

- 三愛病院のフードロス削減×健康経営をサポート-


サステナ無人販売機をコアとした事業を展開し、フードロスとCO2削減に取り組むZERO株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:沖杉 大地、四辻 弘樹、以下「ZERO」)は、2025年8月1日より、社会医療法人 仁生会 三愛病院(所在地:高知県高知市、院長:中村 寿宏、以下「三愛病院」)において、働く医療従事者の食環境改善と健康支援を目的とした新サービス『冷食サポート BOX ZERO』の運用を開始いたします。



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本サービスは、賞味期限の短さが課題であった中食商品を冷凍技術で長期保存可能にすることで、廃棄ロスの最小化にも寄与しながら、働く方の健康や食環境の充実を目指す取り組みです。医療従事者の食環境を改善するとともに、持続可能な食のインフラ整備を支援します。


◯設置場所:三愛病院 1F 自動販売機コーナー 

◯利用者:三愛病院で働く従業員及び関係者(トライアル期間中)



『冷食サポートBOX ZERO』について

ZEROが新たに開発した『冷食サポートBOX ZERO』は、フードロス発生の抑制とオフィスや施設などの食環境の改善を主目的とした無人の冷凍食品の販売機です。

食品ロスの主な原因となる「短い賞味期限」に着目し、冷凍保存によって流通・小売における廃棄を最小限に抑えながら、働く人々の“食”をサポートするソリューションとして誕生しました。


【特徴】


フードロス削減×健康サポート

冷凍保存によって、廃棄ロスを抑制。さらに、管理栄養士監修など健康に特化したメニュー展開で健康経営の推進にも貢献。


省人化と柔軟な運用が可能

食堂の運営に比べて省人化が実現。無人販売機のため、24時間365日稼働し、業務やシフトの合間でも利用可能。


あらゆる場所に設置可能

オフィスや病院、工場、倉庫、ホテル、学校、休憩室など、限られたスペースでも設置可能。共用スペースやバックヤードの活用事例も増加予定中。


豊富なラインナップとカスタマイズ性

お弁当の種類は「高タンパク質」「健康系」「栄養系」など多彩に取り揃え、設置場所のユーザー層や目的に応じて柔軟にカスタマイズ可能。


環境にもやさしい設計

冷凍配送による効率化、廃棄削減、CO₂排出抑制など、SDGsに貢献する仕組みを内包。



この『冷食サポートBOX ZERO』は、食堂代替や福利厚生サービスとしてだけでなく、地域の食品ロス課題を解決する“分散型食インフラ”としても活用いただけます。


今後の展開

ZEROでは、今回の『冷食サポートBOX ZERO』導入を皮切りに、以下の3つの軸を中心に、さらなる展開を目指してまいります。


1. 医療・介護・インフラ系施設への導入拡大

24時間体制で働く人が多い病院や介護施設、インフラ事業者(物流・鉄道・工場など)においては、従業員の「食」の選択肢が限られ、健康管理や栄養バランスが課題となっています。ZEROは、『冷食サポートBOX ZERO』を通じてこうした現場での栄養補給・健康経営を支援し、職場環境の改善と人材定着・エンゲージメント向上に寄与します。


2. 地域の未利用食材・規格外野菜の活用

食品ロス削減の観点から、今後は全国の自治体や生産者と連携し、規格外野菜や未利用食材を活用した冷凍弁当の開発・提供を予定しています。地域の農産物をBOX商品に取り入れることで、地産地消や地域経済の活性化にも貢献します。


3. 災害時の備蓄食連携と自治体との協定推進

『冷食サポートBOX ZERO』は、通常時は職員向けの福利厚生、災害時には備蓄食・支援物資として活用できるインフラです。今後は自治体との連携協定を通じて、「非常時にも対応できるフードインフラ」として、地域のレジリエンス強化を支援していきます。


『ZERO BOX』について

『ZERO BOX』はフードロスとCO2削減型のサステナ自動販売機です。廃棄の危機にある食品を企業や自治体内に設置した自販機で販売することで、消費と削減を両立する新しい流通の仕組みを提供しています。


● 冷蔵型では鮮度を保ちつつ、非対面・非接触の購買体験が可能

● 通常の流通では価値が失われる商品に再び“価値”を

● CO2削減効果・循環型社会形成にも寄与


これまでに朝食支援、福利厚生、災害備蓄活用など、企業・自治体問わず導入が進んでいます。




社会医療法人 仁生会 三愛病院について

「限りない愛情と責任をもって 常に最善をつくします」

三愛病院は、昭和50年に医療法⼈仁⽣会細⽊病院グループの基幹病院のひとつとして設⽴されました。

現在は、内科・小児科・耳鼻咽喉科・放射線科・皮膚科・整形外科・精神科・循環器内科・訪問診療科・リハビリテーション科の外来診療、入院98 床および居宅介護⽀援事務所、デイサービス、グループホーム、包括⽀援センター、併設施設として介護医療院さんあい(定員 48 名)、⽼⼈保健施設あうん⾼知(定員 75 名)を運営しています。地域のかかりつけ病院として、外来治療から療養まで、健康とよりよい⽣活を医療の⾯からサポートしています。職員数は300名弱。現在、売店がないことより、職場環境改善目的および福利厚生の一環として、導入に至りました。


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